WEBメール roundcube スキンの固定化

linux
2022.05.29

オープンソースのWEBメールソフト「roundcube」（version1.4.13）。
スキンを色々変えることができるのは利用ユーザーからするとメリット（自分の好みや気分転換などに使える）ではあるが、サーバ管理者側からしたら面倒でしかない。。。スキンごとに不具合などもあるだろうし、マニュアルもその分だけ必要になる。ということで、ユーザーには単一スキンで諦めてもらおう。

  1. 初期状態
  2. 設定方法
  3. 番外編１　トップページのskinについて
  4. 番外編２　skins_allowedを複数指定する方法
  5. 番外編３　skins_allowedを複数指定し、別のskinを設定した場合

初期状態

下図のように「Classic」「Elastic」「Larry」の3種類を選べるようになっている

設定方法

  • phpファイル内（インストールディレクトリは読み替えてください）に追記
  • apacheなどの再起動は不要
  • ユーザーがログイン中に変更すると、不具合等無く見た目が変わる
  • skins_allowed値に強制したいスキンテーマ以外を選んでも別に構わない→「1つにする」が大事で、選択項目が出なくなる仕様
$ vi /etc/roundcubemail/config/config.inc.php

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## 強制したいスキンのテーマを入力
$config['skin'] = 'elastic';
## 1個だけにすれば「ユーザーインターフェース」に出てこなくなる
$config['skins_allowed'] = ['elastic'];
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番外編１　トップページのskinについて

下記設定はユーザーインターフェースだけじゃなくて、ログイン用のトップページ画面と連動している

$config['skin'] = 'elastic';

番外編２　skins_allowedを複数指定する方法

下記のような表記方法になる

$config['skins_allowed'] = ['elastic','classic'];

番外編３　skins_allowedを複数指定し、別のskinを設定した場合

なんかやる意味あるのか？という設定ではあるが…

$config['skin'] = 'elastic';
$config['skins_allowed'] = ['larry','classic'];
  • 初回ログイン時は「elastic」になっている
  • ユーザーインターフェース設定から、「larry」と「classic」に変更することが可能
  • 一度変更してしまうと、ユーザー側で「elastic」には戻せない

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