メールに関するインフラの面倒をみてると、メールの送信試験をしないといけないことが度々発生しますが、その度に「telnet localhost 25」みたいな感じでコマンドを打つのは割と面倒くさくて、1行コマンドでぱっと済ましたいと思ってしまいます。調べるといろんなコマンド(sendmailやmailxなど)がでてきますが、今回は割と便利なswaksコマンドを紹介します。
インストール
# yum install --enablerepo=epel swaks
サンプルメール
# swaks -t user@test.com -f user@example.com --h-Subject test-mail --attach /tmp/temp.txt --server localhost
上記例は、宛先:user@test.com/送信元:user@example.com/件名:test-mail/添付ファイル:/tmp/temp.txt/メールサーバ指定:localhost という指定内容でメールの送信を行っています。
# swaks -t user@test.com -f user@example.com --h-Subject test-mail -tls --tls-protocol sslv3 -a PLAIN -au user@test.com -ap PassWord --attach /tmp/temp.txt --server localhost
上記例は暗号化と認証を加えたパターン
オプション
manが使えるので詳細はそちらをご覧ください。以下はよく使うものなど。
オプション | 説明 |
---|---|
-t | 宛先メールアドレス ※指定しない場合は、ログインユーザー名@host名となる |
-f | 送信元メールアドレス |
–h-HEADER | Header付与 ※HEADER部はheader項目名を指定 |
–body | 本文 |
–h-Subject | 件名 |
–attach | 添付ファイル |
–server | SMTPサーバ |
–port | SMTPサーバへ接続するポート指定 |
-a | SMTP認証を行う |
-au | アカウント |
-ap | パスワード |
-tls | 暗号化 |
–tls-protocol | 暗号化プロトコル |
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