WEBメール roundcube 署名の使い分け

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オープンソースのWEBメールソフト「roundcube」(version1.4.13)。
メールを送信するときに送信先によって署名を使い分けたいときのやり方について。

署名の使い分け サーバ管理者向け情報

署名だけを使い分ける方法は存在しないようです。
もちろんオープンソースなのでソース書き換えたら使える用にすることは可能でしょう。が、私にはそんな技術力が無いので、別案でのやり方をメモしておきます。

署名の使い分け マニュアル:はじめに

上述しましたが、「署名」だけを単体で切替選択することはできません。(前提)
が、「識別情報」を複数登録することで、署名を使い分けることが可能になります。

署名の使い分け マニュアル:識別情報の登録

「設定」-「識別情報」の画面で「作成」を押し、2種類作成してください。
今回の例では一般向けで利用したい署名と対企業向けで利用したい署名の2種類を作成しました。作成例は以下のような感じ。

下図は分かりやすくするために表示名をこののようにしてますが、この名前はメール受信者側で表示させる名称になるので、署名を分けるためという情報は分からないようにしたほうが良いです。

一般向け署名用識別情報

企業向け署名用識別情報

署名の使い分け マニュアル:メール作成

メール作成画面を開き、「発信者」項目をプルダウンし、使いたい署名となっている識別情報を選択します。署名が自動挿入でない場合は、上部にある「署名」ボタンを押すことで挿入されます。

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